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聞こえに左右差がある時、そのまま放置してしまうのは危険です。
聞こえに左右差があると、日常生活に支障を及ぼす事が多くあります。
音が聞こえにくい、なんだかボーンとすると感じた時には難聴の可能性があるため、聞こえの対策をしましょう。
この記事では聞こえに左右差がある時の対策として、補聴器の解説やご自身で出来る左右差のセルフチェックも解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
聞こえに左右差がある時は難聴かも?
日常生活で聞こえに左右差がある時は、難聴の疑いがあります。
聞こえに左右差がある時に、一概に耳が原因の難聴と言えない理由は精神的な原因で聞こえに左右差があるケースがあるためです。
難聴の症状
難聴は音や声がはっきりと聞こえにくい状態です。
聞こえに左右差がある場合、どちらかの耳で音や声が脳に上手く伝達しない難聴になってしまったかもしれません。
伝音難聴・感音難聴・混合性難聴は補聴器を装用する事で、改善が期待されます。
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精神的な原因の可能性あり
精神的な原因で起こる心因性難聴の可能性もあります。
心因性難聴で聞こえに左右差がある時は、補聴器を装用しても難聴を改善することは出来ません。
心因性難聴はストレスが原因なので補聴器とは別の対策を取るようにしましょう。
聞こえを改善するには
聞こえの左右差を改善するためには補聴器も有効な手段のひとつです。
聞こえに左右差があるだけでそこまで心配しなくてもと思われる方もいますが、聞こえの左右差が日常生活のトラブルになる前に対策をしておきましょう。
難聴の症状は加齢だけではなく、若い世代でも起こりうる症状の1つです。難聴になっても補聴器の利用に踏み切れない方のためにデザイン性の高い補聴器もあります。
ここでは補聴器の仕組みや価格、どこで購入できるのか紹介します。
補聴器を装用する事で聞こえが改善される
補聴器を装用する事で聞こえの改善に期待が持てます。
補聴器には主に3つの型があり、使うシーンに合わせて選ぶ事が可能です。
- ・耳あなタイプ
- ・耳かけタイプ
- ・ボックスタイプ
補聴器専門店ではお客様の要望や聴力に合わせて適切な補聴器を選定いたします。
補聴器と見た目が似ている集音器は音を大きくしてくれる機能はありますが一人ひとりの聴力に的確に合わせる機能はありません。加えて、医療機器ではありません。
補聴器の価格は?
補聴器の価格は型や機能によって異なります。
耳あなタイプ | 耳かけタイプ | ボックスタイプ |
---|---|---|
片耳100,000円~680,000円 | 片耳50,000円~670,000円 | 片耳30,000円~130,000円 |
耳あなタイプは耳の穴に入れる型で、1人ひとりの耳の穴の形に合わせたオーダーメイドの補聴器と既製タイプの2種類があります。
耳かけタイプは耳にかける補聴器です。本体を耳にかけて、ご自身に合ったサイズの耳栓を耳の穴に入れて使用します。
オーダーの耳あなタイプはズレにくいのでスポーツをする方に多く選ばれていました。最近ではズレにくい小型の耳掛けタイプを選ぶ方も増えています。
ボックスタイプは箱形の本体と有線のイヤホンを繋いで使用する補聴器です。
ボックスタイプは比較的安価ですが、持ち運びに不便が多いというデメリットがあります。
補聴器が高額な事で購入を諦めてしまう方もいますが、一定の基準をクリアすると補助金を受ける事が可能です。
下記の記事は補聴器の補助金について詳しく解説しているため、チェックしてみてください。
▶補聴器を購入するときに利用できる補助金制度とは?申請方法などを解説
補聴器はどこで購入する事が出来る?
補聴器は、眼鏡屋さんなどの「補聴器取り扱い店」でも購入できますが、長く安心して補聴器を利用するのであれば、「補聴器専門店」での購入がおすすめです。
補聴器専門店では、補聴器のプロが、お客様一人ひとりのきこえの状態や生活習慣や環境などを詳しくお伺いしたうえで、それに合わせたご提案を行います。
また、専門的な知識や聴力測定などの設備が充実しているのも補聴器専門店の特徴です。
聞こえに左右差があり、ご生活に支障が出てお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
聴力のセルフチェックの仕方
聞こえに左右差を感じた時に聴力のセルフチェックを行う事も対策の1つですが、聴力に異常を感じた時には耳鼻咽喉科に相談をする事が大切です。
ここで紹介する聴力のセルフチェックは、音が聞こえにくいと感じている時の簡易的なセルフチェックになっています。
周りの環境に騒音が多い場合など、聴力が環境によって一時的に低下しているだけな事もあるので、音や声の聞こえにくさが続く時に試してみてください。
聴力のセルフチェック
聴力のセルフチェックの1つは指パッチンで確認する事ができます。
片方の耳を手で塞いで、もう片方の手の指を使って音を出してみましょう。
時計の音を聞く事も聴力のセルフチェックの1つです。
指パッチンと同じで時計の音を左右の耳で聞こえを確認してみましょう。
普段身に付けているスマホなど、携帯電話でもセルフチェックが可能です。
聴力のセルフチェックは音量の変わらない物で確認する事で正確性が高くなります。
聴力に左右差がある時はどちらかの聞こえが小さくなるため、それで確認する事ができます。
左右で聞こえる音量に差がない場合は問題ないですが、聞こえに左右差がある時は出来るだけ早く耳鼻咽喉科を受診しましょう。
突発性難聴は早期治療を始めないと、治療しても完治しない可能性や、長期的に症状が残ってしまう可能性が高くなってしまうので、出来るだけ早く治療をする事が大切です。
治療が終わっても左右差が残ってしまった場合には、その改善に補聴器が有効です。補聴器をご検討の際には、専門家である補聴器センターに相談しましょう。
聞こえに左右差がある時は補聴器センターに相談しましょう
聞こえに左右差がある状態で日々の生活を過ごしていく事で、何かしらのトラブルに遭遇してしまうかもしれません。
そのため、左右の聴力に差がある時には、先ずは耳鼻咽喉科の受診をお勧めしますが、補聴器の使用をする事も改善策の1つです。
耳鼻咽喉科のご紹介もいたしますので、お気軽に当センターへご相談ください。
補聴器には様々なタイプや機能があるため、初めての補聴器を選ぶのはとても大変な事です。
愛知県補聴器センター・岐阜県補聴器センターでは、お客様のご要望や聴力に合わせて補聴器を選定いたします。
補聴器の見た目に対してのご要望や生活のスタイルに合わせて、お客様と一緒に専門家が補聴器を選定いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
聞こえに左右差がある|まとめ
聞こえに左右差がある時は補聴器を装用する事で音の聞こえが改善されますが、事前に聞こえの左右差を確認する事の出来る聴力のセルフチェックをしてみましょう。
愛知県補聴器センター・岐阜県補聴器センターでは、補聴器の選定から普段のメンテナンスの方法など気軽に補聴器について相談する事ができます。
補聴器に対してネガティブなイメージをお持ちの方は、ぜひ一度補聴器を試してみてほしいです。
愛知県・岐阜県にお住まいの方で、
「最近聞こえに左右差がある」
「聞こえの左右差を改善したい」
とお悩みの方は、ぜひお近くの補聴器センターにご相談ください。