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補聴器を長く使っていると、だんだん聞こえが悪くなってきたり、着け外しの際にうっかり落下させてしまったりなどの原因で、補聴器が故障してしまうことがあります。
うっかり壊してしまった補聴器も、ご相談いただければ修理することが可能です。
この記事では、補聴器が壊れてしまった時の修理について解説します!
目次
補聴器の修理が必要な状態

まずは補聴器の修理が必要な状態について確認しましょう。
補聴器が以下のような状態の時は修理の検討が必要です。
- 音が聞こえない
- 音が聞こえても小さい
- 電池・充電の消耗が早い
- 部品が壊れてしまった
補聴器がいずれかの状態や補聴器を装用していて違和感がある時は補聴器専門店に相談をすることが第一です。
補聴器専門店に相談をすることで修理が必要なのかメンテナンスや調整をすることで解決するのかがわかります。
ここからはそれぞれの状態とそれを確認する方法について解説します。
音が聞こえない
補聴器を装用していても音が聞こえない時は故障しているかもしれません。
補聴器をつけていない時よりも音が聞こえない状態の場合も該当します。
補聴器から音が聞こえない時は電池・充電が切れていないか確認しましょう。
補聴器が故障をしている場合、新しい電池へ交換・充電をしても音が出ないです。
音が聞こえても小さい
補聴器から聞こえる声や音が小さく聞こえにくい時も故障しているかもしれません。
音が小さく聞こえている状態は普段から補聴器を装用している時には気付くのが困難です。
そのため、定期的に補聴器をメンテナンス・調整することを習慣にしていきましょう。
補聴器専門店では聴力の低下に合わせて補聴器の調整を行います。特に補聴器を装用し始めてからの3ヶ月間は2週間に1回は補聴器専門店でメンテナンス・調整をする事が大切です。
補聴器の雑音・ノイズがうるさい
補聴器を装用していて雑音・ノイズがうるさいと感じる場合も故障しているかもしれません。
補聴器の雑音・ノイズはハウリングが原因の時があります。
ハウリングは補聴器を正しく装用できていない事で起きますが、普段から装用していたのに雑音・ノイズがうるさいときには補聴器の部品が故障または破損している場合があります。
補聴器の雑音・ノイズがうるさい時の原因や対策については下記の記事で詳しく解説しているため、合わせてご覧ください。
電池・充電の消耗が早い
補聴器の電池・充電の消耗が早くなることも故障のひとつです。
今までは1週間ほどで電池交換をしていた補聴器が2〜3日程で無くなってしまう時には故障を疑いましょう。
補聴器は精密機械で長い年数使用している内に劣化してしまいます。
補聴器の電池・充電の消耗が早いと感じるときには専門店で相談しましょう。
補聴器用の電池の寿命はどれくらい?補聴器の電池の取り扱いについて解説
部品が壊れてしまった
補聴器を落としてしまい、部品が壊れると故障してしまうことがあります。
補聴器の中には高性能な部品が格納されています。一見壊れているように見えなくても落とした時は補聴器専門店でメンテナンスをしてもらいましょう。
補聴器専門店に修理をお願いする事で、その場で直ることもあればメーカーで修理を行うこともあります。
補聴器の状態に異変を感じたときには、まずはご自身で解決しようとせずに補聴器のプロである補聴器専門店に相談しましょう。
愛知県補聴器センター・岐阜県補聴器センターでは、補聴器に関するお悩み相談や補聴器のメンテナンス・調整も行っております。
お気軽にご相談ください。
【補聴器の調子が悪い】補聴器の故障の原因とは?

「買ったばかりのときはクリアに聞こえていたのに、だんだん補聴器の聞こえが悪くなってきた気がする」
「もしかして、補聴器が故障したのかも?修理すべき?買い替えるべき?」
などと不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。
補聴器は普通に使っていても部品の劣化が原因でだんだん聞こえが悪くなってしまうものです。
まずは焦らずに、補聴器の調子が悪くなる原因についてチェックしてみましょう。
汗や耳垢による汚れ
補聴器が壊れる原因で多いのが、汗が補聴器の中に入ってしまい、中の部品が腐食してしまうというものです。
実は夏から秋にかけては補聴器の修理のご相談がとても多くなる時期なのです。
その原因は「汗」です。
特に、耳掛けタイプの補聴器は、耳にかけた本体から中の部品に汗がしみ込んでしまうことで故障につながるケースが多くなります。
汗がついてしまったときは、乾いた布で優しく補聴器を拭き、乾燥剤を入れたケースに保管して汗を乾燥させましょう。
また、耳垢が補聴器の音の出口を塞いでしまい、音が出なくなるというケースもあります。
メーカーが推奨している日々のお手入れをしっかり行い、定期的に専門店でメンテナンスを行うようにしましょう。
落下の衝撃
補聴器は落下テストを行って開発されていますが、すべての衝撃に補聴器が耐えられるものではありません。
特に、路上で落としてしまった場合、コンクリートにぶつかった衝撃で壊れてしまうケースもあります。
普段から補聴器を取り扱うとき、特に着け外しの際は椅子などに座って落ち着いて行うようにしましょう。
長年の使用による劣化
先述したように、夏場は補聴器の故障のご相談が多くなります。
汗などの水気がかかってしまうだけでなく、補聴器は湿気の多い場所で使用すると故障しやすいため、湿気の多い場所で頻繁に使用する事で劣化が早く進んでしまいます。
大切に使っているつもりでも、長年補聴器を利用しているとどうしても故障は起きてしまいます。
音が聞こえにくい、使い心地が変わってきたという場合も、お近くの補聴器の専門店にご相談ください。
補聴器の電池のプラスマイナスを間違えて入れる
意外にも多い故障の原因は、プラスマイナスを間違えて電池を入れてしまうことです。
プラスマイナスの方向を間違った状態で入れると、そもそも補聴器から音は鳴りません。
「電池を入れたのに音が出ない」と勘違いしてしまったり、逆に入れることが原因で補聴器の故障にもつながるため、電池交換も落ち着いて行うようにしましょう。
また、プラスマイナスの方向を間違えた状態で無理に入れようとすると補聴器本体のひび割れの原因にもなります。
一番多い修理のご相談は「完全防水ではない補聴器の水没」

ここまで、補聴器の故障の原因について解説しましたが、一番多い故障の原因は「完全防水ではない補聴器の水没」です。
- お風呂への持ち込み
- 洗濯してしまった
- シャワーにあててしまった
- 水たまりに落としてしまった
など、日常の中でも様々なシーンで水没のリスクがあります。
また、過去に落下させたことでできていたひび割れや、劣化が進んだ状態だと内部に水が入りやすくなり、故障しやすくなってしまいます。
補聴器を濡らしてしまった場合の対処方法
補聴器をうっかり濡らしてしまったら、電源を入れずに販売店へメンテナンスと修理の依頼をしましょう。
電源を入れてしまうと、内部の細かい機器がショートしてしまい、症状を悪化させてしまうケースも少なくありません。
【補聴器を濡らした時の対処法】
①外側の水をしっかりふき取る
②電源を切る(電池を外す)
③購入したお店へメンテナンスや修理の相談をする
すぐに補聴器をお店へ持っていけない場合は、補聴器を乾燥剤の入ったケースなどに入れて完全に乾燥させ、できるだけ早くお店で相談するようにしましょう。
補聴器が故障した時の修理について

補聴器は医療機器なのでご自身で修理することは出来ません。
水没させてしまったときに限らず、補聴器の調子が悪いと感じたら早めに補聴器専門店へ相談をしましょう。
ここでは、補聴器を修理に出す際の流れについて解説します。
補聴器を修理に出す流れ①店頭に補聴器を持っていく
「補聴器が故障したかもしれない」と思ったら、お近くの補聴器専門店へご相談ください。
事前に来店予約をしておくと、スムーズです。
実際に補聴器がどの様な状態なのかを店舗スタッフが確認いたします。
補聴器を購入したお店だけはなく、補聴器専門店の中には他のお店で購入した補聴器もメンテナンス・調整を行ってくれる事があります。
補聴器の状態によっては、お店でのメンテナンス等で解消できる場合もありますので、お気軽にご相談ください。
補聴器を修理に出す流れ②壊れた補聴器を修理に出す
壊れた補聴器が補聴器専門で修理が可能な場合には専門のスタッフが修理をしてくれます。
内部部品の破損などお店での修理が困難な場合は、メーカーで修理を行います。
補聴器は保証期間内には無償修理になるため、お店に訪れる時には保証書を持参するようにしましょう。
ただし、補償の適用が難しいケースもありますのでそれも含めてお店で確認してみましょう。
壊れた補聴器の保証期間が過ぎてしまうと、修理ができないことがあります。
補聴器の耐用年数は5年と定められているため、故障をきっかけに補聴器を買い替えたい時には専門店で相談をしましょう。
修理に関わるお見積りや、買い替えを検討する場合もこのタイミングでご相談をお受けします。
補聴器を修理に出す流れ③補聴器を受け取る
補聴器の修理が完了したら、お客様へお渡しします。
補聴器専門店で補聴器のメンテナンスや調整を定期的に行うことは今の補聴器を長く使用するためにもオススメです。
定期的にメンテナンスを行うことで、補聴器の故障の原因となる汚れを綺麗にして、長い期間補聴器を使用することが出来るようになります。
愛知県・岐阜県補聴器センターでは、取扱いメーカーや種類が豊富ですので、他店舗で購入された補聴器でもメンテナンスの対応をいたします。
「故障かな?」と思ったらお気軽にご相談ください。
補聴器の修理費用はいくら?

補聴器の修理費用は保証期間内で自然故障であれば0円、有償修理の場合には平均2万円〜6万円ほどかかります。
補聴器は機種や故障しているパーツによって修理費用はまちまちですが、補聴器が故障してしまったときにはすぐに補聴器専門店に相談してみましょう。
補聴器の修理は、保証期間が終了している場合や過失で補聴器が破損した場合には有償修理になります。
有償修理の場合でもメーカーによっては上限額が設定されています。詳しくは補聴器専門店に相談しましょう。
補聴器の修理費用は補助金の対象?
身体障害者支援法に定められた聴覚障害等級によって、障害者手帳を取得されている方は補助金の対象になります。
補聴器を購入する時にも補助金の対象になる場合があるので、あらかじめチェックしておきましょう。
補聴器の補助金については下記の記事で詳しく解説しているため、是非参考にしてください。
補聴器を購入するときに利用できる補助金制度とは?申請方法などを解説
補聴器の修理期間はどのくらいかかる?
補聴器の修理期間は専門店でのメンテナンスだと即日ですが、補聴器メーカーでの修理はおよそ10日間〜2週間ほどかかります。
販売を終了してから5年経過してしまった補聴器の機種に関しては修理することができない事が多いため、注意しましょう。
補聴器の保証期間について

補聴器の保証期間は多くの機種で2〜3年とされていることが多いです。
補聴器が故障してしまった時には無償修理の保証期間なのか確認をしましょう。
補聴器を購入する時には、保証が故障や紛失などどこまでの範囲で適用されて、いつまでなのか事前に教えてもらいましょう。
補聴器の保管とお手入れの方法

補聴器を長く使用するためには適切な保管と日々のお手入れが必要です。
- 湿気・水・汗から保護して保管する
- こまめな掃除が必要
- 定期的な専門店でのメンテナンス・調整
ここからはそれぞれの保管の方法とお手入れの方法について解説をします。
水・湿気・汗から保護して保管する
補聴器の故障の原因として補聴器を水没させてしまうことはご紹介した通り、完全防水ではない補聴器は水・湿気・汗に対して弱いです。
そのため、補聴器の日々の取り扱いにおいては補聴器が液体に触れることがないように注意しましょう。
特に日常生活の習慣として運動を行うことが多い方は、専門店であらかじめ運動に適している補聴器を選ぶことがおすすめです。
補聴器を取り外す時には専用のケースに収納する習慣を身につけるようにしましょう。
こまめな掃除が必要
補聴器はこまめに掃除をすることが必要です。
補聴器の故障の原因として耳垢や皮脂による汚れがあります。
補聴器のマイクやスピーカー部分に耳垢が付着したままにならないように、こまめに拭き取るようにしましょう。
拭き取る際には乾いた布か除菌シートで軽く拭き取っていただくことをお勧めします。
定期的な補聴器専門店でのメンテナンス・調整
補聴器は定期的な補聴器専門店でのメンテナンス・調整が必要です。
これは補聴器が故障をしたり、補聴器の調子が悪いと感じた時にも同様です。
定期的に補聴器専門店でメンテナンス・調整をすることで、聞こえやすい状態をキープすることが出来ます。
さらに、専用の機械で補聴器の内部まで強力に乾燥させる作業や耳垢フィルターの交換などご自身では出来ないメンテンナンスを行ってくれます。
補聴器の購入は、購入後のアフターケアが充実している補聴器のプロがいる補聴器専門店を選びましょう。
補聴器が壊れる原因と修理方法・修理の流れや注意点|まとめ
補聴器の耐用年数は5年ですが、弊社のお客様の中には10年近く同じ補聴器を使われている方もいらっしゃいます。
補聴器を長くご使用いただくには、毎日のお手入れと定期的なメンテナンスがとても大切です。
「他社で購入した補聴器だけど、綺麗にしてもらいたい」
「補聴器の調子が悪くなっている気がする」
愛知県・岐阜県にお住まいの方で、このようなお悩みをお持ちの方は、お近くの補聴器センターまでお気軽にご相談ください!